Career
職歴
2007~2010年 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2010~2011年 東京大学学術研究員, 荒川区ニュータウン推進員
2011~2012年 日本学術振興会特別研究員(PD)、兼任教員(法政大学・明治大学・桜美林大学)
2012~2013年 奈良女子大学研究院人文科学系 助教
2013~2020年 大分大学経済学部 准教授
2020~2023年 専修大学文学部 教授
2024年~現在 京都大学大学院人間・環境学研究科 准教授
教育歴
2011~2012年度 法政大学「人文地理学Ⅰ」「地誌Ⅱ」
2011~2012年度 明治大学「人文地理学特説Ⅰ」
2011~2012年度 桜美林大学「地理学概論」「地誌学概論」
2012年度 奈良女子大学「地誌A」
2013年度 奈良女子大学
- 「地域文化論特殊研究A」「地域環境学特殊研究B」「地域環境学巡検」
2014~2019年度 大分大学
- 学部科目「地域経営論Ⅰ」「地域経営論Ⅱ」「地域研究入門」「子育て支援の地理学」「基礎演習」「中級演習」「演習」
- 大学院科目「福祉サービスシステム特論」「福祉社会科学概論」「地域政策論特研」
2018~2019年度 APU(立命館アジア太平洋大学)「都市の環境と開発」
2020~2023年度 専修大学
- 学部科目「都市環境学Ⅰ・Ⅱ」「野外調査法1」「専修大学入門ゼミナール」「専門入門ゼミナール」「ゼミナール1・2」「人文環境学調査法2」「卒業論文」
- 大学院科目「地域研究法」「地域システム論特講Ⅱ」「地域システム論特講Ⅱ演習」「地域特別研究」「地域論特殊研究Ⅱ」「地域論特殊研究Ⅱ演習
2024年度~ 京都大学
- 学部科目「人文地理学」「地域地理学」「人文地理学各論(経済地理学)」「人文地理学各論(都市地理学)」「地域空間論ⅢA」「ILASセミナー」「基礎演習」他
- 大学院科目「空間構造論」「空間構造論演習」「地域空間論演習」他
Academic awards ( 受賞歴 )
. 対象業績:保育・子育て支援の社会地理学.2021年2月15日受賞 ・第5回お茶の水女子大学賞(小泉郁子賞)
選考理由より「久木元氏の専門は人文地理学、とりわけ都市社会地理学、福祉地理学にあり、その立場から取り組まれた保育・子育て支援に関する研究は、15件の国際学会での口頭発表を含む多数の成果を生んでいます。それらをまとめた氏の単著『保育・子育て支援の地理学―福祉サービス需給の「地域差」に着目して―』(明石書店)は、経済地理学会、地理空間学会、人文地理学会より学術書に関する賞を受けました。本書は、保育・子育て支援の多方面の分野には「地域差」の重要性を指摘し、地理学界には女性の経験や関心に取り組んだ新しい研究領域を切り開きました。また久木元氏は、内閣総理大臣を本部長とする「地方創生×少子化対策検討会」の委員をつとめ、自身の研究成果の社会への貢献にも取り組んでいます。以上のことから、本選考委員会は、久木元氏は、人文社会科学の諸分野において顕著な研究業績を挙げた者に対して授与される小泉郁子賞受賞者として大変相応しいと判断しました」
・第18回人文地理学会学会賞(学術図書部門) 対象著作:『保育・子育て支援の地理学』2016年,明石書店.2018年11月24日人文地理学会総会にて受賞
・地理空間学会2017年度学術賞 対象著作:『保育・子育て支援の地理学』2016年,明石書店.
・第8回経済地理学会著作賞 対象著作:『保育・子育て支援の地理学』2016年,明石書店.2017年5月28日第64回経済地理学会大会にて受賞
・2015年日本都市学会論文賞(2015年10月) 対象論文:「東京都における認可外保育所の供給格差と自治体独自事業の役割」2013年『日本都市学会年報』第46号掲載.
・地理空間学会 2013年度 奨励賞(2013年6月)
・Best Young Researcher, IGU Urban Comission Meeting, 2011. Aug.
・Young Geographer Prize: 5th Japan-Korea-China Joint Conference on Geography, 2010. Nov.
・東京大学教養学部第1回一高賞(2003年度)2004年3月.
出身学校
東京大学教養学部広域科学科人文地理分科卒業
東京大学大学院総合文化研究科広域システム科学系修了
取得学位:博士(学術) 東京大学 2010年
- 博士論文:保育ニーズの多様化とサービス供給に関する地理学的研究.
- 修士論文:大都市圏郊外における学童保育の変容―高度成長期以降の川崎市を事例として.
- 卒業論文:東京中心部における事業所内保育施設の実態とその可能性.(東京大学教養学部一高記念賞受賞)